夏は涼しく、冬は暖かく。快適な居住環境をサポート
想像してください。真夏の炎天下、プールサイドやベランダ、アスファルト舗装路を裸足で歩くことを。とても熱くてヤケドしそうになった経験をお持ちの方も多くいらっしゃることでしょう。
熱交換塗料『タフコート』は建造物の屋根や壁面、路面に塗装することで、表面温度を下げることはもちろん、建造物内に流入する熱を遮断して室内空間に快適さをもたらします。
一方、冬季は室内からの熱放出を抑制し室内温度低下を抑える、塗装された路面は凍結し難いなど、「実感できる」新たな効果が続々と報告されております。
「熱を消す」原理は、熱から他エネルギーへの変換によるものと推測され、その解明を公的研究機関や一般企業の研究部門において鋭意進めております。しかし、そのユニークな消熱機能はお客さまの体感という実績によってすでに裏付けられています。
熱交換塗料はどのように効果を発揮するのか?
例えば、住宅の場合、屋根に太陽光が当たって熱となりそれが室内に到達することで暑さを感じるようになります。
熱交換塗料は、なんらかの形でその熱の浸入を抑制していると考えられます。エネルギーが消えてなくなってしまうことは原理的にあり得ないことですので、熱交換塗料では熱エネルギーが熱以外のエネルギー、例えば、振動(運動エネルギー)などに変換されているものと考えられ、今後の原理解明が待たれているところです。
熱交換塗料と同じ目的で用いられる塗料に反射塗料がありますが、汚れや劣化によって反射効率が落ちると遮熱能力が著しく低下することや反射した光が眩しく、光害をもたらす例が知られています。熱交換塗料は反射を原理としていないため、そのような理由による能力低下や光害発生がない点もメリットです。また、淡色系のみならず、濃色系の塗料であっても熱交換塗料は効果が現れます。
熱交換塗料は耐候性が高いためチョーキングがほぼなく、性能の低下が少な塗料です。塗装から10年を経過しても性能を維持し美観を保っている実績が多数あります。
*色によって若干効果に差異がございます。詳しくは当研究会にお問合せください。
塗装実績の一例
熱交換塗料は、ビル、集合住宅、戸建て住宅、工場、学校、公共施設のほか、農林畜産施設にも利用が広がっています。詳しくは熱交換塗料施工事例をご参照ください。
トタン屋根(タフコートD42仕上) 〈効果〉 ・夏場の室内温度3~4℃低下改善 ・冷房コストの削減、CO2の削減 ・トタンの防錆保護 |
シート防水屋根(タフコートD42仕上) 〈効果〉 ・夏場の室内温度3~4℃低下改善 ・冷房コストの削減、CO2の削減 ・防水層の保護 |
遊具(タフコートD42仕上) 〈効果〉 ・夏場の遊具温度上昇抑制 ・金属面の防錆保護 |
歩道(タフコートD47仕上) 〈効果〉 ・歩行者への輻射熱抑制 ・夏場の表面温度上昇抑制 |
校庭(タフコートD47仕上) 〈効果〉 ・歩行者への輻射熱抑制 ・夏場の表面温度上昇抑制 (素足での歩行可能) |
プールサイド(タフコートD47仕上) 〈効果〉 ・歩行者への輻射熱抑制 ・夏場の表面温度上昇抑制 (素足での歩行可能) |
外壁(タフコートD47仕上) 〈効果〉 ・夏場の室内温度3~4℃低下改善 ・冷房コストの削減、CO2の削減 ・室内の結露防止 |
住宅(タフコートD47仕上) 〈効果〉 ・夏場の室内温度3~4℃低下改善 ・冷房コストの削減、CO2の削減 ・室内の結露防止 |
橋梁(タフコートD47仕上) 〈効果〉 ・冬場の車道面凍結防止 ・塩カル散布量の低減 ・・コンクリートの保護 |
資料ダウンロード
製品に関する資料はこちらからダウンロードいただけます。
ダウンロード: 熱交換塗料総合カタログ(5.0MB)